無精子症の治療について

「卵子だけでなく精子も老化する」「不妊の原因は女性だけではなく、男性にも考えられる」などが周知されるようになってきました。今では、男性の原因の方が女性側よりも多いとも言われています。
元大関でタレント・アーティストとして活躍する小錦八十吉(こにしき やそきち)さん(53)は無精子症と診断を受け、2004年に結婚した妻千絵さん(41)と不妊治療を続けていらっしゃいます。

朝日新聞 小錦記事

(2017年1月12日 朝日新聞より)

記事中に小錦さんは、このようにインタビューで答えられています。
『 ―治療についてどう思いますか?
(中略)不妊の原因の半分は男性にあるというけれど、男性で検査を受ける人は、女性に比べるとまだ少ないんだろう。検査を受けることでわかることもある。子どもがほしいと思うなら、できることを着実に積み重ねるしかないと思う。そのために男性にできることは、まずは検査を受けること。恥ずかしがることなんてないよ。』

不妊の原因が男性にあることも多く、男性にもできることがあると強く訴えられています。無精子症であることをカミングアウトした小錦さんに、ネット上では賞賛の言葉がたくさん届いているようです。
まずは検査を受けるところからスタートすることが大切ですね。

子宝カウンセラーの会より