先日漢方相談に来られた40代の方。
順調に来ていた生理が2ヶ月ほど止まり、始まった生理が大量出血でふらふらになりそうなくらいになったそうで、婦人科受診してホルモン剤服用したらまた、吐き気とふらつきでつわりのような症状が出て、1回の服用でそのあと続けることが出来なかった。それを機に3か月くらいは生理が落ち着いたけど、また、遅れ気味になった。もうホルモン剤は飲みきれそうにないから漢方で治したい。とのことでした。
ゆっくりお茶も飲みながら、いろいろお話を聞かせていただくと、今まで長年、専業主婦されていたところ、1年前ほどから仕事を始められ、忙しさと人間関係に悩んでおられ、その話になると涙を流されるほど深く傷つき悩んでおられていました。
今までの生理は順調だったことからお仕事始められた環境の変化が不調の背景にあられるように感じました。
ストレスは「肝」を圧迫します。
西洋医学でいう肝臓という臓器の意味以外に、東洋医学では、血液やホルモンという意味もあり、自律神経に影響する気持ちや心の部分も「肝」に入るのです。
肝やホルモンバランスを整える漢方と、ストレスに感じないような考え方など日常生活のアドバイスさせていただき少し笑顔が出てこられたようでした。
漢方薬を飲むだけではなく、原因となる背景や考え方も変えていくと早く改善していくと思います。
もともときれいな奥様という感じの方ですが、お店から帰られるときは素敵な笑顔で挨拶され、美人度がアップされていました。
次回お会いするのが楽しみです(*^-^*)
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