ひなまつりに、蛤のお吸い物を食べると、良縁に恵まれると言われ昔から食べられてきましたが、中医学的にみても、理由があります。
ひな祭りのころから春分の日にかけて、「肝」の気がますます盛んになってきます。バランスが整わないために、肝の不調の症状(ふらふら、震える、イライラ、不安など)が出やすくなります。
ひどくなると、目の不調(かすみ、かゆみ、充血、ドライアイなど)や、めまい・ふらつきなどの頭の症状が出てきやすくなります。
また、生理不順や生理痛、貧血、足がつったり、ピクピク感など、「肝」の症状が出てきやすくなります。
「肝」を補うために貝類を食べるのが効果的です。この時期、蛤や牡蠣など身が太くおいしくなっていますから、栄養も十分含んでいます。毎日食べるてもいいですよ。
ひな祭りに、蛤のお吸い物を食べるのにはこういう理由が含まれているんですね。
蛤の貝合わせで、貞操観念ということも本で読んだことがありますが、昔からのしきたりは、理にかなっていると、改めて感心します。
毎年、娘のひな人形を出して飾らないと・・・と、思いつつ、簡単に可愛い置物で許してもらって何年になるでしょうか(^^♪ ごめんね佳那!!
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